第83回応用物理学会秋季学術講演会

9月20日~23日に東北大学で開催される第83回応用物理学会秋季学術講演会において、研究室から下記のZPLピーク波長を用いた全光学的温度測定に関する研究成果を発表します。本発表は、本学の機械理工学専攻・蓮尾研(四竈准教授)、高等研究院iCeMs・亀井准教授らとの共同研究の成果です。

  • 発表日:9月20日(火) 09:00 〜 11:45
  • セッション:3 光・フォトニクス » 3.3 生体・医用光学、[20a-C301-1~10] 3.3 生体・医用光学
  • 講演概要https://confit.atlas.jp/guide/event/jsap2022a/subject/20a-C301-4/advanced
    [20a-C301-4] マイクロ流体デバイス内のNV中心の蛍光スペクトル測定
    ◎舌 雅也、渡辺 嵩都、四竈 泰一、亀井 謙一郎、土屋 智由、田畑 修、平井 義和
    マイクロ流体技術とヒト由来細胞を用いた組織チップで組織表面の温度分布を計測することを目的に,マイクロ流路の底面にNV中心をもつナノダイヤモンドを固定してZPLピーク波長を用いた全光学的温度測定の開発を進めている.本発表は,マイクロ流路における媒質の流れなどに依存するNV中心の蛍光スペクトル形状の変動が,温度決定における波長の識別限界より小さいことを示した実験結果について報告する.