3月15日~18日に上智大学で開催される第70回応用物理学会春季学術講演会において、本学の機械理工学専攻・蓮尾研究室から下記のZPLピーク波長を用いた全光学的温度測定に関する共同研究の成果を発表します。
- 発表日:3月15日(水) 15:00 〜 15:15
- セッション:3 光・フォトニクス | 3.3 生体・医用光学
- 講演概要:https://confit.atlas.jp/guide/event/jsap2023s/subject/15p-A405-8/advanced
[15p-A405-8] ナノダイヤモンドNV–中心を用いた全光学的温度計測に向けたゼロフォノン線の粒子依存性評価
◎舌 雅也、渡辺 嵩都、出原 貴央、四竈 泰一、平井 義和、蓮尾 昌裕
現在,窒素欠陥中心を含むナノダイヤモンド粒子が,GaNトランジスタやHEMAポリマーの温度分布計測に用いられている.しかし,先行研究では,使用された平均粒径100 nm粒子の格子ひずみや表面状態の影響により,窒素欠陥中心のエネルギーやPLスペクトル形状の温度特性に粒子依存性が生じることが報告されている.本講演では,平均粒径750 nm粒子について,全光学的温度計測に用いるPLスペクトル形状の粒子依存性を調べた結果について報告する.