電気学会誌(2024年4月号)の特集は、ニューヨーク大学アブダビ校の亀井謙一郎先生をゲストエディターにお迎えして「加速するOrgans on a Chip(組織チップ)テクノロジー」と題して、解説記事7報が掲載されています。
電気学会誌/144巻 (2024) 4号
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ieejjournal/144/0/_contents/-char/ja
組織チップは、小さな流体デバイス上で生体機能を再現する技術として、新たな医療や新薬開発への応用が期待されています。専門内外問わず、是非ご一読いただけますと幸いです。
当研究からは、平井と卒業生の宮崎くんとの共著で、細胞バリア機能を評価するための経上皮電気抵抗(TEER計測)に関する解説記事が掲載されています。また、亀井先生との共同研究成果である「ボディ・オン・チップ」の解説記事も合わせて掲載されています。
- 宮崎 貴史, 平井 義和
オンチップセンシング技術 ─細胞バリア機能計測─
https://doi.org/10.1541/ieejjournal.144.202 - 亀井 謙一郎
ボディー・オン・チップ技術 ─組織間相互作用の再現と疾患解明─
https://doi.org/10.1541/ieejjournal.144.199