京大テックフォーラムで平井が講演しました(2021/11/02)

京都大学・京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。
11月2日は「ヒトを再現するボディ・オン・チップ 〜創薬、疾病解明の新ツール〜」をテーマに、小さなチップに人体の環境を再現する「ボディ・オン・チップ」の技術開発に取り組んでいる平井と共同研究者の亀井准教授(iCeMS)の2名が講演しました。

京大オリジナル・京大テックフォーラムLink
開催案内(PDF):Link

  • 平井 義和(京都大学大学院 工学研究科 講師)
    「ナノ・マイクロ工学に基づく「ボディ・オン・チップ」技術」
    ナノ・マイクロ工学を使って小さなチップでヒト体内を再現するボディ・オン・チップが注目されている。デバイス開発のポイントとなるヒト体内の環境を「つくる」、細胞の様子を「はかる」ための要素技術を紹介する。
  • 亀井 謙一郎(京都大学 高等研究院 准教授)
    「iPS細胞とボディ・オン・チップ」
    iPS細胞の発見は、再生医療の実現に貢献するだけでなく、生体外においてヒト組織を再現するボディ・オン・チップ開発も飛躍的に発展させた。今回は、デバイスがどう創薬や疾病解明に貢献できるか、紹介する。